ホールケーキを冷蔵庫にしまう際、「思ったより入らない…」と思った経験、あるのではないでしょうか。
特に誕生日やクリスマスといった特別な日には、ケーキを新鮮な状態で保存して、美味しさを保ちたいですよね。
たまには予想外に大きなケーキを選んでしまったり、冷蔵庫に空きがなかったりすることも。
そんな時のために、ホールケーキの保存テクニックをお伝えします。
ホールケーキが冷蔵庫に入らないときにまずやること！
冷蔵庫内のスペースを確保する
最初に冷蔵庫をきちんと整理してみてください。
期限切れの調味料や、忘れられがちな食材が案外見つかります。
これらを整理すれば、ぐっとスペースを作ることができます。
食品を縦から横へと移動したり、使わない容器を外すことで、ケーキ用の広い場所が確保できることも。
特に上の段やドアのポケットを見落としがちですから、しっかりとチェックしましょう。
冷蔵庫の棚を一時的に外す
それでもスペースが足りない時は、棚を一時的に外すといいですね。
多くの冷蔵庫で棚は簡単に外せるようになっています。
そうすると、大きなケーキもスムーズに収納できます。
ただ、再び棚を戻す際には、中の物が落ちないよう注意してください。
棚はキッチンの隅に置いておくと邪魔になりませんよ。
ホールケーキを箱から出して保存する方法
ケーキはよく紙箱に入れて売られていますが、実はそのまま冷蔵庫に入れるのはおすすめできません。
紙箱は湿気を吸い、ケーキの生クリームやスポンジを乾燥させてしまいます。
また、他の食材の匂いが移り、せっかくのケーキの香りも損なわれがちです。
そのため、箱から出して保存するのが最適です。
ボウルやラップを使った保存方法
まずは、ケーキをフラットな皿にのせてください。
そして、大きめのボウルをかぶせるだけで、乾燥や匂いの移りを防げます。
もし手頃なボウルがない場合は、ざるを使って、ラップでしっかりとカバーしても大丈夫です。
デコレーションが崩れるので、ケーキに直接触れないよう工夫しましょう。
爪楊枝とラップでデコレーションを保護する方法
もし適切なボウルが見つからなければ、爪楊枝を利用するのが一案です。
ケーキの周りに爪楊枝を数本刺し、その上からラップをかけます。
これにより、ラップがケーキに直接触れず、クリームや飾りがつぶれることも防げます。
少し手間はかかるかもしれませんが、大切なケーキを美味しく楽しむための工夫として、ぜひ試してみてください。
冷蔵庫以外でホールケーキを保存する方法
クーラーボックスを活用して保存
冷蔵庫に入らないホールケーキは、クーラーボックスが役立ちます。
保冷剤や氷で冷蔵庫と似た環境を作ることが可能です。
ケーキを箱から出して、ラップやボウルでしっかりと覆い、クーラーボックスに入れます。
保冷剤を周囲に配置し、ケーキと直接触れないよう布やタオルを挟むことで、ケーキが凍るのを防ぎます。
クーラーボックス内の温度は変動しやすいため、保冷剤を定期的にチェックし交換することが大切です。
温度計を使用して10度以下を保てれば、数時間の保存は問題ありません。
しかし、夏場は特に注意が必要で、直射日光が当たらない涼しい場所での使用が推奨されます。
冬場の屋外や涼しい部屋を使った保存
冬の寒い時期は、暖房が入っていない部屋や屋外が冷蔵庫代わりになります。
北海道や長野県のように寒冷地では、屋内でも十分な低温が保てるため、ケーキを安心して置いておけます。
ケーキの種類に合わせた保存方法
焼き菓子の保存
シフォンケーキやガトーショコラなどの焼き菓子は、常温保存が可能で比較的扱いやすいです。
直射日光や高温多湿を避け、ラップか密閉容器に入れれば数日は美味しさを保ちます。
生クリームケーキの保存の注意点
一方で、生クリームケーキは温度に敏感です。
この種のケーキは10度以下で保存し、できるだけ早く消費するのが望ましいです。
温度変動に注意しながら、クーラーボックスや涼しい場所を活用してください。
まとめ
ホールケーキは基本的に冷蔵保存が原則ですが、スペースがない時はクーラーボックスを使った方法が便利です。
温度管理をしっかりと行い、特に夏は冷えた環境を保つことが大切です。
冬は屋外や涼しい室内が一時的な保存場所として機能することも。
状況に応じて柔軟に対応し、ケーキを最高の状態で楽しんでくださいね！
