「あ、クレンジングがない!」そんなとき、手元にハンドクリームがあれば大丈夫。
実はハンドクリームには油分が含まれているので、メイクを浮かせて落とすのに使える場合があります。
特に、旅行先や急な外泊時にクレンジングを忘れてしまったり、買い置きが切れてしまったりしたときの緊急対応に役立つんです。
ハンドクリームでメイクを落とす具体的な手順
ハンドクリームでメイクを落とすのは、意外と簡単。
手順を間違えなければ、肌に負担をかけずにスッキリ落とすことができます。
以下の手順で試してみてください!
1. 手をきれいに洗う
まずは手を洗って清潔にしましょう。
手に汚れや雑菌が付いていると、それが肌に移ってトラブルの原因になるかもしれません。
2. 適量のハンドクリームを手に取る
ハンドクリームを適量(小豆大くらい)手に取ります。
多すぎるとベタつきやすすぎるので、少量からスタートするのがポイントです。
3. 顔全体に優しくなじませる
手のひらでハンドクリームを少し温めてから、顔全体に優しく広げます。
クルクルと円を描くように、メイクを浮かせるイメージでなじませましょう。
特に目元や口元などポイントメイクが濃い部分は、指の腹を使って丁寧に。
4. ティッシュやコットンでやさしく拭き取る
メイクが浮いてきたら、ティッシュやコットンで優しく拭き取ります。
ゴシゴシこすらず、押し当てるようにしてオフするのがコツ。
5. ぬるま湯でしっかり洗い流す
仕上げにぬるま湯で顔全体を洗い流します。
ここでクリームが残らないように注意してください。
必要に応じて、優しい洗顔料を使うとさらに安心です。
ハンドクリームを使う際の注意点と選び方
ハンドクリームでメイクを落とすのはあくまで緊急時の代用方法。
だからこそ、安全に使うためのポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは注意点と、選ぶべきハンドクリームの特徴をご紹介します。
注意点
- 香料や刺激の強い成分に注意
顔の肌は手の肌よりも敏感です。香料が強いものや、アルコールが多く含まれているものは避けましょう。肌に合わないと感じたら、すぐに使用を中止してください。 - 目元や敏感な部分は慎重に
目の周りや唇の周りは特にデリケートなので、ハンドクリームが入らないように気を付けてください。万が一目に入った場合は、すぐに洗い流しましょう。 - 完全にクレンジングの代わりにはならない
ハンドクリームはメイクを落とす目的で作られているわけではないため、ファンデーションや軽いメイクには対応できても、ウォータープルーフのマスカラなどは落ちにくい場合があります。 - 使用後はスキンケアをしっかり行う
ハンドクリームを使った後は、化粧水や乳液で肌を整えることを忘れずに。
肌のバリア機能を守るためにも保湿ケアは重要です。
選ぶべきハンドクリームの特徴
- 保湿成分が豊富で肌に優しいもの
シアバターやホホバオイルなど、保湿成分が豊富なものを選びましょう。これらはメイクを浮かせる効果が期待できます。 - 無香料・無着色タイプ
刺激を最小限に抑えるため、無香料・無着色のタイプが安心です。特に敏感肌の方にはおすすめです。 - 手に馴染みやすい軽いテクスチャー
重たいタイプのハンドクリームは肌に残りやすく、メイクと混ざることでベタつきやすいです。軽めのものを選ぶとスムーズに使えます。
ハンドクリームで落とせるメイク・落とせないメイク
ハンドクリームでメイクを落とせるかどうかは、メイクの種類やハンドクリームの特性に左右されます。
ここでは、落としやすいメイクと難しいメイクについて詳しく解説します。
ハンドクリームで落とせるメイク
- パウダーファンデーションや軽いベースメイク
パウダータイプや薄付きのリキッドファンデーションは、ハンドクリームの油分で浮かせやすいので比較的簡単に落とせます。 - ナチュラルなリップやチーク
軽いリップカラーやパウダーチークも、肌にべったり付着していないため、ハンドクリームで落としやすい傾向があります。 - アイブロウパウダーや軽いアイメイク
ウォータープルーフでないアイブロウやアイシャドウは、油分となじませるだけでスルッと落ちることが多いです。
ハンドクリームで落とせないメイク
- ウォータープルーフのアイメイク
マスカラやアイライナーなどのウォータープルーフ製品は、専用のリムーバーが必要な場合がほとんど。ハンドクリームでは完全には落とせない可能性が高いです。 - リキッドマットリップ
落ちにくい処方のマットリップは、油分でも簡単には浮いてくれません。これも専用のクレンジングを使う方が安全です。 - 濃いメイクや長時間崩れないタイプのメイク
高い耐久性をうたったメイク製品(ロングラスティングタイプ)は、ハンドクリームでは不十分な場合があります。
ハンドクリームで落ちにくいメイクの対策
どうしても落としきれないメイクがある場合は、メイクを薄くなじませた後、洗顔料や石鹸で仕上げ洗いをするのがおすすめです。
無理に落とそうとすると肌を傷める原因になるので、擦りすぎには注意してください。
ありがとうございます!次に「クレンジングがないときに役立つ他の代用品」の内容を作成します。
クレンジングがないときに役立つ他の代用品
ハンドクリーム以外にも、クレンジングが手元にないときに使える代用品があります。
ここでは、緊急時に役立つアイテムをいくつかご紹介します。
どれも肌に優しい使い方を心がけてくださいね。
1. ベビーオイルやオリーブオイル
家庭にあることが多いこれらのオイルは、メイクを浮かせるのに適しています。
特にナチュラルな成分なので、肌に優しく使えるのが魅力です。
使用方法は、ハンドクリームと同じく顔全体になじませた後、ティッシュやコットンで拭き取ってから洗い流してください。
2. ワセリン
ワセリンも油分が豊富で、メイクを浮かせる力があります。
少量を手に取ってメイクとなじませた後、ティッシュで拭き取ることで簡単にメイクオフできます。
ただし、べたつきが残ることがあるので、洗顔を忘れずに。
3. ミルクローション(乳液)
乳液は、肌を保湿するだけでなく、軽いメイクを落とす力も持っています。
適量を手に取って顔に伸ばし、メイクを浮かせた後に拭き取りましょう。
4. ココナッツオイル
ココナッツオイルは保湿効果も高く、軽いメイクを落とすのに便利です。
少量で十分な効果が得られるので、使いすぎに注意しながら試してみてください。
5. 化粧落としシート
もし化粧落としシートがあれば、それを活用するのが一番手軽です。
ただし、肌への摩擦が強いと感じた場合は、無理にこすらず優しく使用してください。
まとめ
ハンドクリームやワセリン、オイルなどの代用品も、あくまで緊急時の方法です。
毎日のクレンジングには専用のクレンジング剤を使う方が、肌への負担を減らすことができます。
代用品を使用した後は、スキンケアでしっかりと保湿し、肌の状態を整えましょう。