リンゴをたくさん買った後、皆さんはどうやって保存していますか?
普段は涼しいところに置くことが多いですが、玄関に置くとスペースを取ってしまうことも。
特に出入りが多い家庭では、リンゴが邪魔になることもあるでしょう。
そこで、もしベランダに余裕があれば、ベランダでの保管が可能かどうか考える人もいますよね。
本記事では、リンゴを大量に手に入れた時の最適な保管方法と、リンゴを新鮮に長持ちさせる秘訣を紹介します。
ベランダでのリンゴ保管はどうなの?
ベランダでリンゴを保管することは、あまりおすすめできません。
ベランダは外気にさらされ、気温や天候の影響を直接受けるため、リンゴが傷みやすくなるリスクがあります。
特に気温が高い夏場や日差しの強い日には、リンゴがすぐに劣化してしまいます。
また、虫がつく可能性や、雨にさらされてカビが生える危険も。
冬場など気温が低い時期であれば、短期間の保管なら問題ありませんが、長期保存は避けたほうがよいでしょう。
玄関でリンゴを保管するのは賢い選択?
玄関は涼しく、暗い環境であればリンゴの保管に適している場合もあります。
特に冬場は気温が低く、リンゴが傷みにくいので、玄関での保管が可能。
しかし、夏場や気温が高い季節には、玄関でもリンゴが傷むリスクが高まります。
リンゴを長持ちさせるためには、新聞紙で個別に包み、重ならないようにして保管するとよいでしょう。
通気性が確保され、傷むリスクを減らすことができます。
リンゴの保存は室温か冷蔵か?リンゴを長持ちさせる方法
リンゴを長く新鮮な状態で保つためには、冷蔵保存が最適です。
特に冷蔵庫の冷蔵室に保存することで、リンゴの熟成を遅らせることができます。
リンゴはエチレンガスを放出し、他の果物を熟成させるため、他の果物とは一緒に保存しないよう注意が必要です。
冷蔵庫に入れる際には、リンゴを新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、口をゴムで閉じて保存するのがおすすめです。
冷蔵保存が難しい場合は、涼しい場所での室温保存も可能ですが、直射日光を避けるようにしましょう。
発泡スチロールを使ったリンゴの保存法は有効?
発泡スチロールのケースを使ってリンゴを保存する方法もありますが、その場合、冷暗所での保管が前提となります。
発泡スチロールは気密性が高いため、内部の温度が上がりやすく、リンゴが傷む原因となる可能性があります。
そのため、リンゴを新聞紙で一つずつ包んでから発泡スチロールに入れると、エチレンガスの影響を抑えることができ、保存期間を延ばすことができます。
また、定期的にケース内の温度や湿度を確認し、最適な環境を維持することが大切です。
リンゴ保存時の緩衝材は必要か?
リンゴを購入した際についてくる緩衝材(通称「あみあみ」)は、運搬時にリンゴが傷つくのを防ぐ役割を果たします。
しかし、長期保存時にはこの緩衝材を取り外すことがおすすめ。
緩衝材をつけたままだと、通気性が悪くなり、リンゴが傷みやすくなるからです。
また、緩衝材がリンゴに密着していると、隠れた傷を見落としやすくなるリスクもあります。
通気性が重要なポイント
リンゴの保存において通気性は非常に重要。
通気性が悪いと湿気がこもり、カビや腐敗の原因になります。
緩衝材はリンゴの表面を覆い、通気性を損なうため、家庭での長期保存時には外す方が賢明。
リンゴ同士が直接接触しないように新聞紙などで包んで保存することで、傷つきにくくなると同時に、通気性も確保できます。
見落としやすい隠れた傷のチェック
緩衝材を使っていると、リンゴに隠れた小さな傷や劣化を見落としやすくなります。
傷ついたリンゴは他のリンゴにも悪影響を与えるため、保存前に一つ一つ状態を確認することが大切。
特に、表面に小さな傷があるとそこから傷みが進行しやすく、結果として他のリンゴも傷んでしまうことがあります。
衝材を外して保存することで、こうした問題を未然に防ぐことができます。
まとめ
リンゴを長持ちさせるためには、適切な保存場所と方法を選ぶことが重要です。
ベランダや玄関での保管は一時的には問題ありませんが、長期保存には適していません。
最適な保存方法は、冷蔵庫の冷蔵室で新聞紙に包んで保管することです。
また、発泡スチロールを使った保存法や緩衝材の使用には注意が必要で、通気性を確保し、隠れた傷を見逃さないことがリンゴを新鮮に保つポイントです。