「頼られるのは得意。でも、本当は私も誰かに甘えたい」。
そんな気持ちを心にしまい込んでしまう人、いませんか?
一見しっかり者に見えるのに、実は甘えん坊な一面を持つ――それが「隠れベイビー」タイプです。
普段は周囲に頼られる存在。でも恋愛になると、どこか不器用に。
今回は、そんな“ギャップ”が魅力でもあり、悩みにもなる「隠れベイビー」タイプの恋愛傾向や相性、うまく付き合うコツをご紹介します。
見た目はクール、中身は甘えん坊?隠れベイビーの内側にある想い

外から見ると、自信があって頼れる人。
だけど心の中では、誰かに寄りかかりたくてたまらない――そんな二面性が「隠れベイビー」にはあります。
「甘えたいのに、甘えられない」そのジレンマ
周囲の期待に応えようと、いつも“ちゃんとした自分”でいようとする隠れベイビー。
しかしその分、自分の素直な気持ちは後回しにしてしまいがちです。
心のどこかで「本当は、私だって守られたい」そんな願いがあっても、それを言葉にするのはなかなか難しいもの。
無意識のうちに甘えるタイミングを逃してしまい、恋人との間にすれ違いが生まれてしまうこともあります。
隠れベイビーの恋愛傾向:リードはするけど、実は支えてほしい
恋愛初期では、自ら関係をリードすることが多い隠れベイビー。
相手に安心感を与え、まるで“完璧な恋人”のように見えるかもしれません。
でも時間が経つにつれ、心の奥にある「甘えたい気持ち」が顔を出してきます。
そして、その感情をどう出していいか分からず、つい我慢してしまうのです。
甘えは“ワガママ”じゃない、でもそう思ってしまう
「頼るのは悪いことかも」「こんなことで甘えていいのかな?」――そんな思いが頭をよぎるたび、隠れベイビーは本音をしまいこんでしまいます。
結果的に「本当の自分を分かってもらえない」と感じ、恋愛が疲れる原因になってしまうことも…。
魅力と課題:ギャップに惹かれる人もいれば、戸惑う人も

隠れベイビーの魅力は、なんといってもその“ギャップ”です。
冷静に見えて、ふとしたときに見せる無防備さ。
それが多くの人の心をくすぐります。
強み:信頼されるしっかり者、でも「甘えたい」も大切な一面
・誠実で真面目な印象
・一途に相手を想う気持ちが強い
・ギャップが恋人にとって“特別な存在”に感じさせる力がある
弱み:気持ちを飲み込みすぎて、自分が苦しくなる
・本音を伝えるのが苦手
・タイミングがつかめず甘え損ねる
・結果的に“距離を感じる人”と思われてしまうことも…
どんな相手が合うの?「隠れベイビー」にぴったりな恋人タイプ
隠れベイビーにとって大切なのは、「甘えたい気持ちを察してくれる人」。
無理せず自然に、寄り添ってくれる相手が理想です。
◎ベストマッチ:敏腕マネージャータイプ(FARE)
相手の小さな変化にも敏感で、支えるのが得意なこのタイプは、隠れベイビーの“言えない気持ち”をそっと拾ってくれる存在です。
「私が全部頑張らなくてもいいんだ」と感じられる関係が築けるでしょう。
△ちょっと難しいかも?:パーフェクトカメレオンタイプ(LAPO)
柔軟性が高く、場に合わせて自分を変えるのが得意なカメレオンタイプ。
ですがその変化についていけず、「どこか一人で突っ走ってる気がする…」と不安になるケースも。
気持ちのズレや誤解が生じやすい組み合わせかもしれません。
甘え下手でも大丈夫。少しずつ距離を縮めるコツ

「甘えたいけど、どうしたらいいのか分からない」――そんな時は、無理に言葉で伝えようとしなくても大丈夫。
小さなお願いから始めてみて
「一緒に選んでくれる?」「今日は話だけ聞いてほしいな」そんなさりげない一言で十分です。
気負わず甘える“練習”をしていくことで、自然な距離感が生まれます。
恋人との信頼を育てるには?本音を出す勇気がカギ
信頼関係は、お互いが「弱さ」を見せ合えることで深まっていきます。
少しずつでも「実は頼りたいと思ってる」と伝えてみましょう。
意外と相手は「もっと早く言ってくれたらよかったのに」と思っているかもしれません。
「隠れベイビーかも?」と思ったらチェックしてみて
以下の項目に当てはまるものが多い人は、隠れベイビーの可能性が高いかもしれません。
- 周囲から「しっかりしてるね」とよく言われる
- 甘えたい気持ちがあるけど、つい我慢してしまう
- 恋愛では主導権を握りがち
- ギャップがあるね、と言われることがある
- 甘えたいけどタイミングを逃しがち
「そんな自分に思い当たる…」という方は、少しだけ自分の心にも優しくしてあげてください。
最後に:隠れベイビーの魅力をもっと恋愛に活かそう
隠れベイビーは、誰かに頼られるしっかり者でありながら、心の奥に甘えたい気持ちを秘めています。
そのギャップは、大きな魅力でもあり、時にすれ違いの原因にもなります。
でも、大丈夫。
少しずつでいいんです。
小さな「お願い」や「本音のひとこと」から始めれば、恋人との距離はきっと変わっていきます。
あなたの中の「本当の気持ち」を大切にできる恋を、これから育てていきましょう。